勉強→インテリア→椅子(アメリカンモダン編)
デザイナーズチェアまとめ。
後半は椅子に関して多かったように、インテリアは椅子の問題がよく出る。そんな歴史ヒストリア。
アメリカンモダン。1945年第二次世界大戦後終了後からアメリカのモダニズムが始まる。どちらかというと加工素材が特徴かな。
椅子たち。 | ||||
---|---|---|---|---|
え。 | ||||
ラウンジチェア:LCM | 作:チャールズイームズ。 素材:成形合板、スチールパイプ。 特徴:スチールパイプ 1945年 |
|||
ワイヤーチェア:DKR | 作:チャールズイームズ。 素材:スチールワイヤー。 特徴:ファブリック(生地)有と無の2タイプがある。 1951年 |
|||
ダイヤモンドチェア | 作:ハリーベルトライヤ。 素材:スチールワイヤー、丸鋼、ラバー 特徴:ワイヤーシェル構造。 1952年 |
|||
マシュマロ | 作:ジョージネルソン。 素材:スチール、ビニールクッション。 特徴:丸型クッション。 1956年 今ならマカロンって呼ばれたと思う。 |
|||
ココナッツ | 作:ジョージネルソン。 素材:スチール、革。 特徴:割れた時のココナッツ。 1956年 |
|||
ラウンジチェアとオットマン | 作:チャールズイームズ。 素材:成形合板、革、アルミ。 特徴:一塁手のミットのような暖かくつつみこむイメージ。 1956年 |
|||
チューリップチェア | 作:エーロサーリネン。 素材:FRP、アルミ。 特徴:産業的デザインの典型のモノ、だそう。 1956年 |
|||
アルミナムラウンジチェア | 作:チャールズイームズ。 素材:アルミ、革。 特徴:リクライニング可能。 1958年 |
|||
ナカシマアーム | 作:ジョージナカシマ。 素材:ウォールナットアッシュ、。 特徴:肘掛。 1962年 |
勉強→インテリア→椅子(スカンジナビアモダン編)
デザイナーズチェアまとめ。
後半は椅子に関して多かったように、インテリアは椅子の問題がよく出る。そんな歴史ヒストリア。
スカンジナビアモダン。誰かのために造りたい。それをカタチにしたパイミオのサナトリウムを造ったアルヴァアールトさんの作品をきっかけにモダニズム建築が開花する。
BRqwxAMhiPq
椅子たち。 | ||||
---|---|---|---|---|
え。 | ||||
パイミオチェア | 作:アルヴァアールト。 素材:成形合板。 特徴:パイミオのサナトリウムのコンペの際に造られた椅子。 1931年 結核病気の人が呼吸をしやすいようにと造られた椅子。椅子だけをピックアップしているけれど結核病院のトータルコーディネートを行っている。今でも病院として残っているから凄い。 |
|||
イージーチェアとオットマン | 作:ブルーノマットソン。 素材:成形合板。 特徴:曲線。 1941年 成形合板は紀元前のエジプトで作られた。此処で出てくるようになったのは19世紀中盤にアメリカがロータリーレース機械が設置され、簡単に合板が造られるようになったから。ロータリーレースは丸太を桂剥きしして単板を造る機械。 |
|||
ピーコックチェア | 作:ハンスウェグナー。 素材:アッシュ材、チーク材、ペーパーコード 特徴:ペーパーコード。ウィンザーチェアからえーっとおまーじゅ。 1947年 ペーパーコード。紙ひも。農作業用に使われていたのを転用。因みに10年以上ももつそうだ。 |
|||
ザチェア | 作:ハンスウェグナー。 素材:チーク材、籐。 特徴:ジョンFケネディ利用。 1949年 単純過ぎて4脚しか売れなかったこの椅子が、アメリカ人がいいんじゃねって言って、1960年ケネディとニクソンの討論でこの椅子が使われる。それで椅子の中の椅子じゃんって事で「the chair」ってね。元々醜いあひるの子ようような椅子と言われていたこの椅子は、童話のように美しい白鳥になりましたとさ。 |
|||
チーフティンチェア:エジプシャンチェア | 作:フィンユール。 素材:ローズウッド、革。 特徴:デンマーク国王のお気に入り。 1949年 |
|||
Yチェア | 作:ハンスウェグナー。 素材:ピーチ材、ペーパーコード。 特徴:Yだから…。 1950年 |
|||
アントチェア | 作:アルネヤコセブン。 素材:成形合板、スチールパイプ。 特徴:アリっぽいから。 1951年 |
|||
セブンチェア | 作:アルネヤコセブン。 素材:成形合板、スチールパイプ。 特徴:スタッキング可能。 1955年 |
|||
PK22 | 作:ポールケアホルム。 素材:革、スチール。 特徴:バルセロナチェアのオマージュ。 1956年 |
|||
エッグチェア | 作:アルネヤコセブン。 素材:硬質発泡ウレタン成形、アルミ、革。 特徴:SASロイヤルホテル用に設計。 1958 年 硬質発泡ウレタンはルアー造りでも使われる。 |
|||
コーンチェア | 作:ヴェルナーバントン。 素材:布、ステンレス。 特徴:ハート型のもある。遠くから見るとハートが浮いているようにって眼科行ったほうが良いぞ? 1958年 |
|||
スワンチェア | 作:アルネヤコセブン。 素材:硬質発泡ウレタン成形、アルミ。 特徴:SASロイヤルホテル用に設計。 1958年 |
|||
バントンチェア | 作:ヴェルナーバントン。 素材:FRP。 特徴:スタッキング。 1960年 Fiber-Reinforced Plastics。FRP。繊維強化プラスチックの意味。軽くて強いのが特徴。 |
|||
バランスバリアプル | 作:ペーターオブスヴィク。 素材:ピーチ材、布。 特徴:バランス。 1980年 |
勉強→インテリア→椅子(モダンデザイン編)
デザイナーズチェアまとめ。
後半は椅子に関して多かったように、インテリアは椅子の問題がよく出る。そんな歴史ヒストリア。
ミハエルさんの椅子加工をきっかけにデザイナーズチェアの誕生。近代建築三大巨匠すら椅子に魅了される。
椅子たち。 | ||||
---|---|---|---|---|
え。 | ||||
No.14 | 作:ミハエルトーネット。 素材:ブナ材。 特徴:曲げ木加工。 1859年 産業革命が起こったのが1837年ごろだから丁度この時期だね。 |
|||
ウィーンチェア | 作:ゲブルダートーネット。 素材:ブナ材。 特徴:曲げ木加工、ル・コルビジェ愛用。 1872年 |
|||
ヒルハウス | 作:チャールズレニーマッキントッシュ。 素材:トネリコ材、布 特徴:アールヌーボー、ラダーバックチェア。 1902年 アールヌーボーの時代なのに直線的で無機質な作品。 |
|||
カーサカルヴェの椅子 | 作:アントニガウディ。 素材:オーク材。 特徴:アールヌーボー。 1902年 有機的な装飾。自由曲線。新素材。新芸術を目指した時代。 |
|||
レッドアンドブルーチェア | 作:トーマスリートフェルト。 素材:ナラ材。 特徴:デスティル運動。 1918年 ピエトモンドリアンの赤青黄のコンポジションを椅子にした感じ。 |
|||
ワシリーチェア | 作:マルセルブロイヤー。 素材:スチールパイプ・革。 特徴:バウハウス。 1925年 第一次世界大戦後。鉄鋼製品が活かされる。 |
|||
MRチェア | 作:ミースファンデルローエ。 素材:スチールパイプ、革。 特徴:バウハウス。近代建築三大巨匠。 1926年 こける自信あり。 |
|||
シェーズロング:LC4 | 作:ル・コルビジェ、シャルロットベリアン。 素材:スチールパイプ、革。 特徴:寝椅子。近代建築三大巨匠のル・コルビジェさん。 1928年 |
|||
スリングチェア:バスキュラントチェア | 作:ル・コルビジェ、シャルロットベリアン、ピエールジャンヌレ。 素材:スチールパイプ、革。 特徴:リクライニングチェア。背もたれが可動式。 1928年 |
|||
バルセロナチェア | 作:ミースファンデルローエ。 素材:スチールフラットバー、革。 特徴:バルセロナ万博出展用。近代建築三大巨匠。 1929年 フラットバーは平鋼の意味。 |
|||
ジグザグチェア | 作:トーマスリートフェルト。 素材:チェリー材。 特徴:デスティル。 1934年 …座れるのか? |
|||
バレルチェア | 作:フランクロイドライト。 素材:チェリー材、布。 特徴:樽。 1937年 |
|||
ランディチェアコーレイ:スパルターナ | 作:ハンスコーレイ。 素材:アルミニウム。 特徴:プレス加工、スタッキング、軽量。 1938年 スタッキングの理念は斬新じゃないかな。 |
勉強→インテリア→西洋インテリアの特徴のまとめ
西洋各時代インテリア様式のまとめ。
後半は椅子に関して多かったように、インテリアは椅子の問題がよく出る。それと同時に各時代の家具の様式も出てくるのでそれのまとめ。
特徴 | ||||
---|---|---|---|---|
え。 | ||||
半円連続アーチ | ロマネスク様式。写真はポンポーザ修道院。 | |||
尖頭アーチ | ゴシック様式。写真はミラノのドゥオーモ。 | |||
装飾過多と豪華 | バロック様式。写真はサンタンドレア・アル・クイリナーレ教会。 | |||
猫脚 | ルイ15世様式、クイーンアン様式、チッペンデール様式。 | |||
先細り脚(溝彫り) | ルイ16世様式。 | |||
ねじれ脚 | 中尾彬様式じゃなくてジャコビアン様式。 | |||
ハート、楯形 | ヘップルホワイト様式。 | |||
リボン形 | チッペンデール様式。リボンに見えますように。 | |||
花瓶形 | クイーンアン様式。 | |||
角形 | シェラトン様式。 | |||
セットバック | ロココ様式(ルイ15世様式)。椅子の前脚が肘掛の支えの前にある。 | |||
肘掛の装飾 | アンピール様式。やりすぎだけれど肘掛の支えにスフィンクスだったり女神の装飾がついている。 |
勉強→インテリア→モダニズム
モダニズム
第二次世界大戦。1939-1945年、ヒトラー率いるナチスドイツがポーランドへ喧嘩を売って開始。ドイツの降伏と日本への原爆投下により終幕。此処はインテリアの話だから此処まで。
素材も多様化して大量生産化。それと並行して素材の良さを活かそうとするデザインが多様化していく。
モダニズム | ||||
---|---|---|---|---|
え。 | ||||
ワイヤーチェア | チャールズイームズ作。FRP(強化プラスチック)、成形合板、アルミニウムを利用した椅子造りが有名。アメリカンモダン。 | |||
旧TWAターミナル | エーロサーリネン作。アメリカンモダン。 | |||
ダイアモンドチェア | ハリーベルトイア作。スチールワイヤーを用いたシェル構造の椅子。アメリカンモダン。 | |||
スーパーレジェーラ | ジオポンティ作。超軽量椅子。素材:木。イタリアンモダン。 | |||
セレーネ | ヴィコマジストレッティ作。セレーネ。月の女神っていう意味。素材:FRP。イタリアンモダン。 | |||
キャブチェア | マリオベリーニ作。素材:革。イタリアンモダン。 | |||
セブンチェア | アルネヤコブセン作。成形合板、発泡プラスチック等の素材を使った椅子が有名。スカンジナビアンモダン。 | |||
ザ・チェア | ハンスウェグナー作。素材:木。スカンジナビアンモダン。 |
勉強→インテリア→第一次世界大戦後のデザイン
第一次世界太戦後のデザイン
1914-1918年。第一次世界大戦。オーストリアの皇位継承者フランツ夫妻の暗殺がきっかけ。日本だと大正3年-大正7年。このパートは1918年~1939年迄。第二次世界大戦が始まる迄のお話。
第一次世界大戦後のデザイン | ||||
---|---|---|---|---|
え。 | ||||
赤青黄のコンポジション | ピエトモンドリアンさんの作品。コンポジションは組み立てという意味。1917年に |
|||
シュレーダー邸 | ヘリット・トーマス・リートフェルトさんの作品。デ・ステイルに参加。 | |||
バウハウス | ドイツヴァイマルに設立された工芸・写真・デザインを含む美術建築に特化した学校。1919-1933年。ナチスによってナチスによって閉鎖。ヴァルターグロピウスさんが ヴァルターグロピウスさんは近代建築四大巨匠一角。因みに三大巨匠と言われると外れてしまう。 |
|||
ワシリーチェア | 自転車のハンドルから着想を得たのがワシリーチェア。曲げた金属パイプを初めて使用した椅子。大量生産に向いていたた。マルセルブロイヤーさん作。バウハウス出身。 | |||
バルセロナパヴィリオン | 鉄・ガラス・大理石で構成されたドイツ館。バルセロナパヴィリオン。ルートヴィヒミースファンデルローエさん作。1929年に建築され博覧会終了後壊されたけれど1986年やっぱつくろっかーでで造られる。1930年バウハウス三代目校長に就任。 less is more.(より少ないことは、より豊かなこと)。 god is in thae detail.(神は細部に宿る)。 ボクが言ってもは?って言われそうな言葉でも近代建築三大巨匠一角がいえば、言葉が躍動する不思議。 |
|||
摩天楼 | 1925年4/28~11/8迄、 1900年代前半に栄えたアールヌーボーが工業デザインとコラボ。アールデコはアメリカにも伝達し摩天楼をはじめ世界的に流行する。写真は摩天楼。 |
|||
サヴォア邸 | ル・コルビュジェ作。近代建築五原則(ピロティ、屋上庭園、自由な平面、独立骨組みによる水平連続窓、自由な立面)が実現された邸宅。これは多分建築を勉強すればするほど味が分かるってやつなんだろうね。歴史遺産。 近代建築三大巨匠一角。 |
|||
ロビー邸 | フランクロイド作。無機的な国際建築様式がやだーっと言って、有機的建築の提唱。サヴォア邸は国際建築様式にのっとっているんだけれどね。カウフマン邸hはどっからどうみても有機的。レゴにもなるほど有名。 近代建築三大巨匠一角。 |
|||
パイミオのサナトリウム | アルヴァ・アールトさん作。結核療養所。北欧のモダニズム建築が台頭するきっかけ。スカンジナビアンモダンと呼ばれる。 |
勉強→インテリア→近代デザイン成立
近代デザイン。
時は1900年初旬。日本だと明治後半から大正に入る頃。
シカゴ派とかゼツェッションと | ||||
---|---|---|---|---|
え。 | ||||
シカゴ派_ルイスサリヴァン | 19c末アメリカシカゴではルイスサリヴァンを筆頭に鉄筋コンクリートのビルラッシュとなる。これは1871年の大火災の為。 日本も関東大震災がきっかけで同潤会アパート。鉄筋アパートがラッシュとなってるね。 写真はルイスサリヴァン、ダンクマールアドラーさんのオーディトリアム・ビルディング。 形態は機能に従うって言った人。 |
|||
シカゴ派_フランクロイドライト | 写真はカウフマン邸。この人もシカゴ派。 | |||
ゼツェッション(分離派)_グスタフクリムト | 参考書だと従来のアカデミズムから分離ってあるけれど、ミュンヘン芸術家協会から分離したしたって書いたほうがわかりやすいような。で、その筆頭にいたのがグスタフクリムトさん。 写真はヘルミーネガリアの肖像。 |
|||
ゼツェッション(分離派)_オットーワーグナー | 実用主義を主張したゼツェッションの主柱、オットーワーグナーさん。写真はシュタインホフの礼拝堂。 | |||
ゼツェッション(分離派)_ヨゼフマリアオルブリッヒ | 分離派会館。んー。マジか。 | |||
ゼツェッション(分離派)_ヨゼフホフマン | ストックレー邸。 | |||
赤れんが棟 | ドイツ工作連盟結成した建築士、ヘルマンムテジウスさん。法務省赤れんが棟に建築技師として従事。 | |||
AEGタービン場 | 工業デザイナーペーターベーレンスさんの作品。ドイツ工作連盟の中の人。 | |||
ヴォーンシュタット・カール・レギエンのジードルング | ブルーノタウトさん。桂離宮やべーってことで日本美の再発見って本を書いた。今のテレビなら引っ張りだこかもな。写真はジードルング。集落って言う意味。ドイツ工作連盟の中の人。 |