勉強→インテリア→ロココ様式とネオクラシズム様式

ロココ様式

18世紀。ロココはロカイユからきていて、美術用語では岩、貝の模様のロカイユからきている。一般では小石、砂利。日本だとまだまだ江戸時代。数寄屋造りヒャッハーな時代。

ロココ様式
え。
instagram及びflickerの画像をお借りしています。感謝デス。
フォートイユ フランスロココ様式の椅子。あぁ、椅子の足音が聞こえてくる…。この後インテリアの椅子は鬼攻めしてくる。それはさておき、肘掛を支える支柱が前足より背の方に下がっている。ゴブラン織り。フォートイユってスープみたい。ゴブリン風フォートイユ。いや、ゴブラン織りが正解。

クイーンアン様式 イギリスロココ様式の椅子。背板が花瓶。

チッペンデール様式椅子 イギリスロココ様式の椅子。リボンバックチェア。

チッペンデール様式ベッド イギリスロココ様式の椅子。中国風ベッド。 フランスで中国風はchinoiserieシノワズリという。

跳ねる猫脚 Cabriole legsカブリオールレッグスは動物の脚を装飾したインテリアの…脚?。

まとめ。

  • 円をイメージした装飾、シンメトリーの原則が破られる。
  • 家具は猫脚が多用(カプリオール(飛び跳ねる)レッグという)。

ネオクラシズム様式(新古典主義

19世紀。ローマから南東に位置するポンペイヘルクラネウム遺跡が発掘され、ブームに。 古典様式のルネッサンスが1600年頃に終わってるから約200年ぶりに古典様式の復活だね。勿論、円→直線。シンメトリーも復活する。日本だと江戸から明治。洋風建築がはじまる。つまり、このお話は1800年から1900年。このブログを書いているのが2017年だから117歳以上の人はこの時代を経験していることになる。

ネオクラシズム様式
え。
instagram及びflickerの画像をお借りしています。感謝デス。
リーズネル フランスネオクラシズム様式。Riesenerリーズネルは人の名前。ドイツ生まれのフランス家具職人。

アダム様式の椅子 イギリスネオクラシズム様式(ジョージアン様式)。参考書とは違うけれど、細い脚。脚にフルーティングというギリシャのオーダーのモチーフが刻まれている。円形の座椅子が代表的な作品の一つ。

ヘップルホワイトの椅子 イギリスネオクラシズム様式。背もたれがハートマーク、盾の形が特徴。細い脚も特徴。

シェラトンの椅子 イギリスネオクラシズム様式。全体的に細い直線で構成されている。実物ではないけれどこれが一番わかりやすくかっこよかったです。

まとめ。

  • ロココ調曲線→ネオクラシズム調直線。
  • シンメトリー、古典的プロモーション復活。
  • 古代ギリシャ、ローマの装飾流行。