勉強→インテリア→アーツアンドクラフト運動からアールヌーボー
近代
近代。1800年後半。産業革命が終わったころの話。日本は明治時代。
近代 | ||||
---|---|---|---|---|
え。 | ||||
アーツアンドクラフト運動 | 産業革命後、やっぱ簡単にできるわけだから、機械で作ろうぜ!な流れになるんだけれど、手で作ったほうが繊細ジャン?って工芸運動。写真はその旗手となったウィリアムモリスの壁紙。 | |||
トーネットの曲木椅子 | 写真はトーネットの椅子。[no14]。ブナ材を蒸気で曲げる加工をトーネットさんが開発。因みに今もトーネット社は現存する。HPは時代を感じさせないお洒落さ。日本もHPを会社の看板として捕えてほしいものだ。 | |||
クリスタルパレス | 1851年万国博覧会、ジョゼフパクストン設計。鉄、ガラスが採用された。 | |||
エッフェル塔 | 1889年万国博覧会。ギュスタフエッフェル設計。鉄の記念碑完成。 |
まとめ。
近代 | ||||
---|---|---|---|---|
え。 | ||||
エミールガレのガラス工芸 | イギリスで起こったアーツアンドクラフツ運動はヨーロッパ全土に広がりを見せ、アールヌーボー(新芸術)をと呼ばれる芸術運動へと発展する。植物を模写した感じかな。緩やかなカーブが特徴。 | |||
パリメトロの入り口 | エクトルギマール設計。今残っているのはほぼレプリカ。時代遅れじゃね?って壊されたけれどやっぱいいじゃんって再作成された。 | |||
ベルデの椅子 | instagramで調べてみると、インテリアが出題してくる椅子以外にその人は他の作品も沢山作っている。それは当然だなって思うけれど。 | |||
タッセル邸 | ビクトルオルタ設計。アールヌーボー様式最初の建築物とされている。 |
勉強→インテリア→アンピール様式/ビーターマイヤー様式
アンピール様式/ビーターマイヤー様式
ネオクラシズム様式という大きなカテゴリーの中にフランスではアンビール様式。ドイツ・オーストラリアではビーターマイヤー様式が育つ。時は1800年代前半のお話。江戸時代後半。
ネオクラシズム様式 | ||||
---|---|---|---|---|
え。 | ||||
エトワール凱旋門 | アンピール様式。ナポレオンばんざーいな時代。Nの文字が入った装飾が飾られる。 | |||
アンピール様式の椅子 | アンピール様式は |
|||
ビーダーマイヤー様式 | ビーダーマイヤーは風刺週刊誌の中に描かれた人物。んー時代が圧政的だったから内に向いたんだね。それでビーダーマイヤーみたいに政治とか国際情勢とか関係ねーよ的な感じが感じが好まれた時代。 | |||
リージェンシー様式 | アンピール様式+古代ローマ、エジプトの古典様式を取り入れたのがリージェンシー様式。サーベルレッグ、リーデッドレッグ、リングターンという椅子脚が特徴。写真はサーベルレッグ。 | |||
ウィンザーチェアー | イギリスウィンザーで作られたからウィンザーの椅子。ウィンザーチェア。アメリカの輸出され改良。コロニアル(植民地)様式の代表的な椅子ともなった。 | |||
シェーカー様式の椅子 | シェーカー教徒が作った椅子。はしご状の背。ラダーバック。スラット(小幅の板)バックと呼ばれる。 |
勉強→インテリア→ロココ様式とネオクラシズム様式
ロココ様式
18世紀。ロココはロカイユからきていて、美術用語では岩、貝の模様のロカイユからきている。一般では小石、砂利。日本だとまだまだ江戸時代。数寄屋造りヒャッハーな時代。
ロココ様式 | ||||
---|---|---|---|---|
え。 | ||||
フォートイユ | フランスロココ様式の椅子。あぁ、椅子の足音が聞こえてくる…。この後インテリアの椅子は鬼攻めしてくる。それはさておき、肘掛を支える支柱が前足より背の方に下がっている。ゴブラン織り。フォートイユってスープみたい。ゴブリン風フォートイユ。いや、ゴブラン織りが正解。 | |||
クイーンアン様式 | イギリスロココ様式の椅子。背板が花瓶。 | |||
チッペンデール様式椅子 | イギリスロココ様式の椅子。リボンバックチェア。 | |||
チッペンデール様式ベッド | イギリスロココ様式の椅子。中国風ベッド。 フランスで中国風は |
|||
跳ねる猫脚 |
まとめ。
- 円をイメージした装飾、シンメトリーの原則が破られる。
- 家具は猫脚が多用(カプリオール(飛び跳ねる)レッグという)。
ネオクラシズム様式(新古典主義)
19世紀。ローマから南東に位置するポンペイ、ヘルクラネウム遺跡が発掘され、ブームに。 古典様式のルネッサンスが1600年頃に終わってるから約200年ぶりに古典様式の復活だね。勿論、円→直線。シンメトリーも復活する。日本だと江戸から明治。洋風建築がはじまる。つまり、このお話は1800年から1900年。このブログを書いているのが2017年だから117歳以上の人はこの時代を経験していることになる。
ネオクラシズム様式 | ||||
---|---|---|---|---|
え。 | ||||
リーズネル | フランスネオクラシズム様式。 |
|||
アダム様式の椅子 | イギリスネオクラシズム様式(ジョージアン様式)。参考書とは違うけれど、細い脚。脚にフルーティングというギリシャのオーダーのモチーフが刻まれている。円形の座椅子が代表的な作品の一つ。 | |||
ヘップルホワイトの椅子 | イギリスネオクラシズム様式。背もたれがハートマーク、盾の形が特徴。細い脚も特徴。 | |||
シェラトンの椅子 | イギリスネオクラシズム様式。全体的に細い直線で構成されている。実物ではないけれどこれが一番わかりやすくかっこよかったです。 |
まとめ。
勉強→インテリア→バロック様式
バロック様式の建築
画像は本編とあまり関係ありません。たまに起こる病気みたいなものなので気になさることのないよう。
時代はバロック様式(17c-18c)。バロックはバロッコ(いびつな真珠)から由来。日本だと江戸時代で数寄屋造に専念中。
バロック様式の建築 | ||||
---|---|---|---|---|
え。 | ||||
サンピエトロ寺院の中央広場 | 建物じゃなくて庭も含めての建築なんだろうね。日本の庭も単体でプラモになるくらいだし。 | |||
ヴェルサイユ宮殿 | これは街ですわ。宮廷画家シャルルルブラウンさんの設計。 |
バロックのまとめ。
- 楕円主流。動的な造形が多い。
- 古典をモチーフにした装飾的な家具が多い。
バロック様式のインテリア
フランスとイギリスのバロック様式のとらえ方は少し違う。フランスはルイ14世様式って言われる。イギリスは更に2つ分かれていて、ジャコビアン様式、ウィリアムアンドマリー様式という。
バロック | ||||
---|---|---|---|---|
え。 | ||||
コンモード | 引き出し付き小型箪笥。って箪笥は引き出し尽き引き出し付きなような…。フランスバロック。 | |||
コンソール | 壁付けの飾り台。フランスバロック。 | |||
ライティングキャビネット | ねじねじってな脚。ジャコビアン様式。 | |||
椅子 | ねじねじってな脚。ジャコビアン様式。 | |||
テーブル | 透かし彫り、寄木、象嵌、技術盛り。ウイリアムアンドマリー様式。 |
勉強→インテリア→ルネサンス
ルネサンスの建築
近世ヨーロッパ(15c-16c)。ルネサンスは再生。イタリアで始まった古代ギリシャ、ローマ時代の復興運動の事を指す。日本だと銀閣寺が建立されされ、書院造、城郭建築が起こっている。
近世ヨーロッパ | ||||
---|---|---|---|---|
え。 | ||||
フィレンツェ大聖堂 | 石積み建築世界最大のフィレンツェ大聖堂。ドゥオーモ、サン・ジョヴァンニ洗礼堂、ジョットの鐘楼の3点セットを指す。教会の名前は |
|||
サンピエトロ寺院 | 世界最大級教会建築。正式名称は |
|||
ビラ・アルメリコ・カプラ | ローマパンテオンに影響を受けた建築。アンドレーア・パッラーディオさんが設計して、カプラさん兄弟が完成させた。 | |||
建築の特徴 | 横に連続するモチーフ。階層の仕切りを強調するコーニス(蛇腹)が特徴。 |
ルネサンス建築のまとめ。
- 古代建築オーダー、シンメトリー構成重視。
- 水平線強調。静的な表現がこの好まれた
ルネサンスの家具。
再生なわけだから此処も同じく古代ローマ風。
中世ヨーロッパ | ||||
---|---|---|---|---|
え。 | ||||
ダンテスカ | ダンテ専用椅子。 | |||
サヴォナローラ | サヴォナローラ専用椅子。折り畳める。 | |||
カクトワール | ||||
カッソーネ | 婚礼用収納家具。 | |||
カッサパンカ | 長椅子。 | |||
天蓋付きベッド | 写真は |
勉強→インテリア→ゴシック様式
ロマネスク様式
ビザンチンとイスラム文化は続く。その中、ローマ+(ビザンチンxイスラム)=ロマネスクと融合していき、ゴシック様式へとうつる。時代背景は1000年~1200年位。日本だと平安時代で寝殿造りに勤しんでいる。
ロマネスクとゴシック | ||||
---|---|---|---|---|
え。 | ||||
ピザ大聖堂 | このロマネスク様式の代表的な建築物はピザの大聖堂。横並びに半円を連ねている(アーケード装飾)。ロマネスクはローマ風ってこと。 | |||
聖エミリアヌスの櫃 | 櫃(チェスト)はこの頃から、衣服収納、椅子、テーブル、ベッドとかに使われている。この櫃はアーケード装飾ではないけれど、櫃にもアーケード装飾は多用されている。 |
まとめ。
- 厚壁石造建築ラッシュ。
- 連続半円アーチ(アーケード装飾)。
ゴシック様式
おフランスを中心に広がった様式。キリスト教の支配の元建築される協会は協会は天高くそびえる建物が多い。因みに日本だと、鎌倉→室町前半。寝殿造り中。
ゴシック | ||||
---|---|---|---|---|
え。 | ||||
ノートルダム大聖堂 | ||||
ミラノ大聖堂 | ||||
ケルン大聖堂 | ||||
フライングバットレス | 写真はミラノ大聖堂。飛び梁って言うんだって。空中を斜めに横切る梁。建築物をより高くするためのアイディア。支えだね。 | |||
リヴヴォールト | 骨状の部分を付け補強したぼヴォールト天井。 | |||
トレーサリー | ゴシック建築の装飾。窓、家具、椅子、壁画を含め多用された。 | |||
ハイバックチェア | 画像はないけれど、権力者の椅子。チェストに背もたれを付けたもの。 |
まとめ。
- 垂直を強調した高い教会建築。
- フライングバットレス、リヴヴォールト、尖頭アーチの3点セット。
- 家具は建築技術が取り入られる。
勉強→インテリア→中世インテリア
中世インテリア(ビザンチン様式)。
古代ヨーロッパを抜けて中世ヨーロッパのインテリア。メソポタミア文明+ローマ文明=ビザンチン文明となる。時代としては500年ー1500年位。日本だと高床式から書院造に差し掛かる頃。
中世ヨーロッパ | ||||
---|---|---|---|---|
え。 | ||||
ビザンチン様式(バシリカ式) | 写真はハギアソフィア大聖堂。教会建築は大人数が集まる事で必要とされたバシリカ式建築が主流となる。前回のブログで紹介したヴォールト天井式の建物だね。 | |||
ビザンチン様式(集中式) | 写真は |
ビザンチンのまとめ。
- モザイク内部装飾。モザイクは貝、ガラス、大理石を使って絵にしていくやーつ。
- バシリカ式、集中式平面をもつ教会堂の建築ラッシュ。
中世インテリア(イスラム様式)。
ビザンチン文明と同時期位に始まったのはイスラム文明なる。時代としては500年ー1600年位。日本だと高床式から城郭建築に差し掛かる頃。
中世ヨーロッパ | ||||
---|---|---|---|---|
え。 | ||||
アルハンブラ宮殿 | モスクっていう礼拝堂が作られて、その造形がイスラム様式と。 | |||
アラベスク模様 | 幾何学模様、植物の葉を抽象化させた模様のこと。 | |||
尖頭アーチ | 永沢君みたいな。 | |||
オジーアーチ | スライムみたいな。 | |||
馬蹄型アーチ | 馬蹄ってついているからね。 | |||
多葉アーチ | んー、オジーもついているよね。葉っぱっぽくも見える |
まとめ。
- アラベスクだーって感じ。
- アーチのみだれ打ち。